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介護用語辞典

要介護度

介護保険のサービスを利用するにあたって、どのくらいの介護を必要としている状態であるかを市町村が判定するもので、平成23年4月現在、要支援1・2および要介護1~5の7段階があります。
それぞれの要介護度には利用限度額が設定されており、限度額内は利用料が1~2割負担※ですが、限度額以上については全額自己負担(10割)となります。

要介護度別の大まかな状態像のめやすと()内に限度額を示します。
限度額は単位数※です。

・要支援1(5,003単位)・要支援2(10,473単位):
何らかの支援を受ければ、改善が見込まれ、自立した生活を営める。

・要介護1(16,692単位):
軽度の障害や認知症などで生活の一部に見守りや手助けが必要。立ち上がり・歩行等で少しの支えが必要。

・要介護2(19,616単位):
立ち上がり・歩行・排泄や食事で見守りや手助けが必要だが、自力でできることも多い。

・要介護3(26,931単位):
身の回りの世話や立ち上がりが一人ではできないことが多い。排泄等で全般的な介助が必要。

・要介護4 (30,806単位):
日常生活を営む機能がかなり低下しており、全面的な介助が必要。

・要介護5 (36,065単位):
寝たきりや重度の機能障害や認知症で常に全面的な介助が必要。

※介護保険の料金は全国一律の単位で表され、それに人件費の差を考慮した地域区分でサービス毎に定められた単価(10円~)を乗じて金額にするため、同じサービスでも地域によって料金が異なります。

※平成30年8月より、一定以上の所得がある方には、サービス費の3割をご負担いただくことになります。
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