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介護老人保健施設(老健)

1987年(昭和62)老人保健法改正により創設された「老人保健施設」が、介護保険制度の導入により改称されました。病状が安定している要介護状態の方が、入所してリハビリテーションや食事・入浴・ 排泄・着替え・レクリエーション等日常生活の介護を受け、在宅復帰を目指す施設です。

在宅復帰施設のため、自立した在宅生活ができる状態かどうかを定期的に専門スタッフが検討します。

入所にあたってもリハビリテーションの必要性や病状などから入所が可能かどうかの判定が行われます。介護保険利用料(部屋のタイプによって料金が違います)の他に、部屋代・食費・日常生活費が実費でかかり、短期集中リハビリテーションや療養食等のサービスを利用した場合や、事業所の体制に応じた加算がつく場合があります。

要介護1~5の方が対象です。

1か月の料金のめやす(介護保険自己負担1割の場合)(平成30年4月現在)

  • 多床室(2人以上)介護保険自己負担:
    およそ24,796円~31,646円程度+部屋代10,100円~
  • 従来型個室介護保険自己負担:
    およそ22,448円~29,170円程度+部屋代49,200円~
  • ユニット型個室介護保険自己負担:
    およそ24,989円~31,774円程度+部屋代59,100円~
  • 上記の他、食費およそ50000円程度、日常生活費適宜(ただし、おむつ代は介護保険に含まれます。)
介護保険自己負担は加算・地域によっても異なり、上記の部屋代・食費は国が示す標準的金額のため各施設によって異なります。収入の少ない方には部屋代・食費が軽減される制度(介護保険負担限度額認定証)があります。
介護老人保健施設(老健)
介護老人保健施設(老健)は在宅復帰施設です。
入所してからも定期的に、在宅で生活できるかどうかの判定が行われます。
介護老人保健施設(老健)のロビー
ロビーには季節を感じられるものや、美しい熱帯魚など、それぞれの施設が趣向をこらしています。
介護老人保健施設(老健)の居室
居室は多床室・個室などがあり、料金が異なります。 重度の方のためのリフトが設置された部屋もあります。
老健にはリハビリ設備も整っています。
介護老人保健施設(老健)の入所者の方々
入所者の方の笑顔です。
リハビリを受けながら、在宅復帰を目指しておられます。
介護老人保健施設(老健)の食事
毎日の食事は栄養士がカロリー・塩分などに気を付けて、その方に合ったものを提供します。
これは行事食ですが、季節も取り入れて楽しめるよう心がけています。
介護老人保健施設(老健)のクリスマスメニュー
今日はクリスマスメニューです。
見た目にも華やかなデザートに、歓声が上がります。
介護老人保健施設(老健)のスタッフ
明るく元気なスタッフが食事、入浴、リハビリ、レクリエーションなど毎日の生活を支えます。
※入浴は週2〜3回など、各施設によって異なります。
介護老人保健施設(老健)の居酒屋メニュー
ここでは「居酒屋メニュー」として、たまには少量のアルコールもたしなめるような配慮もされています。
もちろん各施設や主治医の方針によって対応は異なります。

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