介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
老人福祉法における「特別養護老人ホーム」(特養)が、介護保険法で都道府県の指定を受け「介護老人福祉施設」という名称となります。
要介護状態の方が入所して、食事・入浴・排泄・着替え・レクリエーション等日常生活の介護を受ける施設です。常時介護が必要で、一人暮らしや家族の介護による在宅生活が困難な方が対象です。
介護保険利用料(部屋のタイプによって料金が違います)の他に、部屋代・食費・日常生活費が実費でかかり、個別機能訓練・療養食等のサービスを利用した場合や、事業所の体制に応じた加算がつく場合があります。
要介護1~5の方が対象です。
1か月の料金のめやす(介護保険自己負担1割の場合)(平成30年4月現在)
- 多床室(2人以上)介護保険自己負担:
およそ17,913円~26,660円程度+部屋代25,200円~ - 従来型個室介護保険自己負担:
およそ17,913円~26,660円程度+部屋代34,500円~ - ユニット型個室介護保険自己負担:
およそ20,453円~29,265円程度+部屋代59,100円~ - 上記の他、食費およそ50,000円程度、日常生活費適宜(ただし、おむつ代は介護保険に含まれます。)
介護保険自己負担は加算・地域によっても異なり、上記の部屋代・食費は国が示す標準的金額のため各施設によって異なります。収入の少ない方には部屋代・食費が軽減される制度(介護保険負担限度額認定証)があります。
明るくゆったりとした共有スペースです。
施設が生活そのものの場となるので、快適な環境を整えています。
施設が生活そのものの場となるので、快適な環境を整えています。
グランドピアノなど、生活に潤いを与えるものも置かれています。
ここでは、すべて個室です。
住み慣れた自宅から家具やテレビ、ぬいぐるみなどを持ち込んで、自分だけの空間を創っています。
施設によっては、1人以上の多床室もあり、家具の持ち込みができないところもあります。
住み慣れた自宅から家具やテレビ、ぬいぐるみなどを持ち込んで、自分だけの空間を創っています。
施設によっては、1人以上の多床室もあり、家具の持ち込みができないところもあります。
廊下には手すりがついています。明るく、障害物もないので、歩く練習もできます。
共有の食堂で食事やおやつを食べます。
スタッフやほかの利用者との交流を楽しみます。
スタッフやほかの利用者との交流を楽しみます。
カウンターでコーヒーなどの喫茶メニューや、時には居酒屋メニューも楽しめます。
これは施設の方針によって対応が異なります。
これは施設の方針によって対応が異なります。
入浴はスタッフの介助で、檜(ヒノキ)の浴槽に1人で入ります。
重度の方のために、リフトも設置されています。
重度の方のために、リフトも設置されています。
毎日の生活をお手伝いするスタッフは、何よりも笑顔を大切にしています。