訪問看護
要介護状態で療養中の方の自宅に、主治医の指示により病院・診療所・訪問看護ステーションの看護師等が訪問し、健康チェック・医学的処置・服薬管理・助言などを行うサービスです。
医学的に特別な配慮のいる方の入浴介助や、家族支援として専門的な助言・指導を行ったり、理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)等が自宅を訪問してリハビリを行うサービスもあります。
通院や通所が困難な方が対象で、住み慣れた自宅での看護や機能訓練を受けられるのが特徴です。特別な医学管理が必要な場合や、緊急時の対応、ターミナルケア、深夜早朝の訪問などを受けた場合や、事業所の体制による加算がつく場合もあります。
在宅の要介護1~5の方が対象です。要支援1・2の方は介護予防訪問看護の対象となります。
30分以上60分未満の料金のめやす(介護保険自己負担1割の場合)(平成30年4月現在)
- 訪問看護ステーション:およそ908円程度
- 病院・診療所:およそ633円程度
介護保険自己負担は加算・地域によっても異なります。
到着すると、まず血圧などを測ります。問診を行うなどし、体調を確認していきます。
気管切開が行われているため、濡れないように細心の注意を払いながら、入浴です。
カニューレのケアも行います。皮膚を清潔に保てるよう、利用者のニーズをもとにさまざまな工夫がされています。
入浴で使用した防水着も丁寧に洗います。
吸引は自分でなさいます。自分でできることは維持していただけるように支援します。
カニューレがずれないように、やさしくヒモで固定します。
さまざまな機器の点検や補充も大切な仕事です。
機器の清掃も行います。