介護用語辞典

療養病床と老人性認知症疾患療養病棟の２種類があります。
病状が安定している要介護状態の方が医療施設に入所して、療養病床は急性期の治療が終わったあと長期に療養が必要な方、老人性認知症疾患療養病棟は認知症の方を対象とし、それぞれ療養上の管理、機能訓練等の必要な医療を受けます。
介護保険利用料（部屋のタイプによって料金が違います）の他に、部屋代・食費・日常生活費が実費でかかり、口腔ケア・療養食等のサービスを利用した場合や、事業所の体制に応じた加算がつく場合もあります。

＊要介護１～５の方が対象です。

＜平成３０年４月現在＞1か月の利用料金のめやす（介護保険自己負担分1割の場合）：
（１）多床室（2人以上）
介護保険自己負担額 23,960円～40,233円程度＋部屋代11,100円～

（２）従来型個室（共有リビング無し）
介護保険自己負担額 20,615円～36,888円程度＋部屋代49,200円～

（３）ユニット型個室（共有リビング有り）
介護保険自己負担額およそ24,667円～40,940円程度＋部屋代59,100円～　

・上記の他、食費およそ45,000円～50,000円程度、
日常生活費適宜（ただし、おむつ代は介護保険に含まれます。）
なお、食費・居住費は、別途自己負担となります。

※介護保険自己負担額は加算・地域によっても異なり、上記の部屋代・食費は国が示す標準的金額のため、各施設によって異なります。
収入の少ない方には部屋代・食費が軽減される制度（介護保険負担限度額認定証）があります。

※介護療養型医療施設は、２０２４年３月で廃止されることになりました。